ベトナム(ホーチミン・フエ)での市場調査　二日目-2018/11/7-

8:30〜9:30

商談先SIM BA TRADING CO.,LTD（ホーチミン）
会社概要 日本食品、酒類、冷凍食品などを取り扱う輸入卸売業者で取引先は、約800社、売上の約70％は日本食レストラン。
商品について
〇日本酒「寿喜心」
純米酒のなかでも結構いい酒だと思う。クリーミーな味がする。フルーティで誰でも飲める酒が売れる。甘さが高い方が受け入れられる。しかし、ベトナム人は日本酒に関して専門的な知識は無く、販売はなかなか難しい面がある。 現在、日本の２６県の地酒を取り扱っている。その中には、愛媛の酒もある「山丹正宗」も純米大吟醸の提案を受けたところである。
〇ドレッシング
味は大変良い。ベトナム市場の状況では、出すのがまだ少し早い。今後、市場が 開けてきたら検討したい。価格面において一般消費者は購入し難い。先にレストラン等へ販売してみるのがいいと思う。
〇梅製品
干し梅は、ベトナムのお菓子（オーマイ）と似ているが、日本の方が実が柔らかくておいしいが、価格差があり販売は難しい。 梅干しは、日系レストランでは、出されるが、一般人には、まだ早い。ベトナム人にとって1万ドンでビールが買える。梅干し1個当たり1万ドンは少し高い。 おにぎりの具は、梅入りは少なくツナ、サーモンが多い。 当社は、日本の商社（伊藤忠食品）を通じて輸入し、現地の日本レストラン約800店に食材を卸している。商社を通したほうが良い。
商品を目の前に質問するSIM BA TRADING CO.,LTDの社長

10:30〜11:00

商談先Japana Vn（ホーチミン）
会社概要 2000種以上の日本製品（化粧品、食品、家庭用品）の通信販売業。
商品について
〇日本酒「寿喜心」
飲みやすいお酒だと思う。ベトナムでは、正月にお酒を購入する習慣がある。
〇ドレッシング
味は大変良い。販売は可能だと思う。インターネット上の評価が重要。評価を参考にして顧客から注文がくる。注文方法は電話やチャットになる。今よく売れている商品は、コラーゲン入りの食品である。
〇梅製品
ベトナムでは、梅干しとごはんを食べる習慣がない。 干し梅は、お菓子のカテゴリーで販売は可能とは思う。 まずは、輸入会社と卸売業者を見つけるのがいい。卸売業者へのコンタクトが必要なら紹介する。

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